理系のための　微分・積分復習帳　高校の微積分からテイラー展開まで | 竹内淳 | ブルーバックス

今回は、竹内淳先生のこちらの本をレビューしていきます！！

ブルーバックス：理系のための　微分・積分復習帳　高校の微積分からテイラー展開まで

概要

『高校数学でわかる〇〇』（ex. 統計学、シュレディンガー方程式、線形代数、相対性理論）の人気シリーズを執筆されている竹内先生が手がけた本。

っていう人に、向けて書かれたのが本書。

高校で嫌いになりがちな微分・積分を本質を捉えながら竹内先生が解説くださいます！

感想

「なつかしっ」の連続でした笑（合成関数の微分とか部分積分とかひっさびさにやったわ笑）

プロフィールにも書いた通り、大学受験の時に数Ⅲまで必要だったから、一通り微分積分はやってるし、なんなら大学に入学してからも教養科目で微分積分取ってます。だから、偏微分とか全微分とかやってるはずなんですよね。

でもあら不思議。

大学院生、ゆか、微分積分なんも覚えてませんでした。

（理系名乗ってるくせに、「微積できないの！？」とか言わないでー笑専門有機化学で使わないんだもん。でも有機化学で微積できる人にも怒られそう笑）

まぁ言い訳は置いといて、logの微分とかもすっかり忘れている状態でした。

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でも、この前以下の「重力のからくり」を読んで、アインシュタインの凄さを実感して、私もアインシュタインが創造した物理の世界を数式で理解したい！！って思うようになったんですよね。

それで、一歩目として物理には不可欠な「微分積分」を復讐しようと思って本書を読みました。

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自分が数学を勉強していた時（主に高校生の時）、とにかく数学が苦手で、本質を理解しないまま、微分積分のやり方（と受験テクニック）をとにかく覚えて機械的にやっていました。（本当にお恥ずかしい）

で、高校生の時には、「微積」を使った物理なんてものを扱わないから、数学は数学。物理は物理。と完全に別の学問だと思っていました。

ただ、大学に入って「微積」を使った物理を学ぶ中で、数学が持つ威力（微分積分が如何に物理現象を記述するのに便利か）気づいたんですよね。力学でも、電磁気学でも、量子力学でも…

ただ、数学が苦手だったゆかはそれに気づきつつも、逃げてきて今に至ります笑

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そんな逃げてきたゆかですが、高校生の時の自分と違って「微分積分が物理現象を記述するのにとてつもない力を持つ」というのを理解している状態で本書を読んだら、「微分積分」に関する解像度がぐんっと上がりました。

高校生の時に機械的にやっていた操作って、「こういうことをしていたのか」という気づきがあってよかったです。物理を学びたいって思っている私にとって、高校生の時には全く理解していなかった行間を埋めてくれた本書にマジ感謝です。（ほんまに行間を埋める説明が丁寧でした。数学苦手だった私でも理解することができました。）

とりあえず、この本を読んで「微分積分」でできること（物理の中での立ち位置）をざっくり理解することができたのはよかったです！次は、微分方程式とか、線形代数とかの復習もしていきたいな。

次に読みたい本：

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313389

おすすめしたい人・難易度

おまけ

こんな感じでA4の方眼ノートを用いて、勉強をやり始めました。

ただ、変数・数字が汚いんですよね。なんていうのかな、書き慣れてないなって感じの汚さ。

（数学とか物理ができる人ってめちゃめちゃきれいじゃないですか？どうしたらきれいに書けるようになるんだろう。普通に数式とかカッコよく書けるの憧れちゃう）

だから、こちらではモザイク処理をしています笑

これからも細々く頑張りますー笑